
助産師が行う「いのちの話」事業
助産師として、いのちが生まれ、育っていく現場から伝えたい「いのちの話」があります。性(生)とは、よりよく生きるために、自分や周りの人たちの心と体を守るために、乳幼児期から、思春期、青年期、大人になっても、一生学び続ける必要があるものです。
幼児期のいのちの話は、親となった今、愛する子どもたちに、「いのち」をいつどう伝えていけば良いのか、なぜ幼児期から性(生)教育が必要なのか、あんな時こんな時はどう話してあげたらいいのかなどの親向け講座と、いのちの不思議や尊さ、体と心の守り方などを、模型や絵本などを使って分かりやすくお話する子供向けの講座の二部構成となっています。子どもたちには、自分の「いのち」も周りの人の「いのち」も、大切にできる人になってもらいたい。それには、私たち親がまず「いのち」「生(性)」に対する正しい知識と、それを子どもたちに伝えていく方法を学ぶことが必要です。
小学校低学年、高学年、中学生向けの講座では、成長の段階に合わせ、体と心の仕組みや発達に加え、「人間関係」「愛」「生と死」なども子供たちと一緒に考えていきます。
体験授業では、胎児・赤ちゃん人形抱っこ、妊婦さんや赤ちゃんとの触れ合い、妊婦体験ジャケット着用、産道通過の疑似体験などを行っています。
助産師の行う「いのちの話」は、単に、体や性の仕組みを知るだけの性教育ではありません。「自分がどう生きていくか」を考えていくための基礎になる人間教育です。講義の後に、親も子も「生まれてきて良かった」と、「私は私だから素晴らしい」と、温かい気持ちになれるような、そんな講義にしたいと思っています。

<対象>
幼児~大人、どんな年代の方向けでも講話いたします。
今までの講話依頼の例
・卒業、進級時期の心の準備、自己肯定感のギフトとして
・1/2成人式における自分の命の振り返りとして
・小学4年生の思春期教育・性教育として
・小学5年生理科の生命の誕生の単元の一コマとして
・幼稚園教諭向け、子どもたちの性を守るための講演会
・乳幼児期から始める親向け性教育講座 etc...
幼稚園、保育園、小中学校の先生から直接ご依頼頂いたり、PTA活動としてお呼び頂いたり、地域の子育て団体からご依頼頂いたり、様々な方面からご依頼頂いております。ご依頼のご相談は、どうぞお気軽に。
<費用>
*団体の規模や状況、講座内容等に合わせ、ご相談に乗ります。お気軽にお問い合わせ下さい。
*妊婦さん・赤ちゃんとお母様に体験型講義に参加して頂いた場合には、交通費を支給して頂けると助かります。
<お問い合わせ・お申込み>
めぶき助産院 近藤(東京都助産師会:いのちを語るエデュケーター認定講師、日本家族計画協会:思春期保健相談士)まで。昭島市近郊以外の講師依頼は、東京都助産師会 助産師による講話依頼ページをご参照下さい。
