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  • 助産師 近藤

昭島市訪問型産後ケア事業開始!


 2019年7月1日より、ようやく昭島市でも、産後ケア事業(訪問型)が始まることになりました。

 2年程前、昭島にも産後ケア事業を!という思いで助産院を立ち上げました。一歩一歩、亀の歩みではありますが、ようやくここまで来たなぁという思いです。まだまだ、訪問型が始まったばかりですし、ここからが勝負ではありますが、20年後、30年後の社会を、今よりもっと良い社会にするために、これからも一粒一粒、小さな種ではありますが、撒き続けていこうと心新たにしています。

 虐待、貧困、心の病などなど、複雑で困難の多い家庭環境の中で育つ子どもたちが、昭島市でも、益々増加しています。社会の健康度が全体的に落ちているという印象でしょうか。必然的に行政はその対応に追われるため、専門家の手が足りていないという状況です。そのため、今の所、産後ケアを利用できる対象者は、重症度の高いケースが優先とのことですが、ゆくゆくは、誰でも気軽に相談、ケアの受けられる産後ケア事業にしていきたいところです。

 人間関係の基盤は母子関係にあり、母子の愛着形成が愛の基盤である。そこをいかに深めていくか、いかにサポートしていけるかが、よりよい社会を作る第一歩だと思っています。人は誰かに愛されて、初めて誰かを愛せるのだから。ママと赤ちゃんを丸ごと愛する産後ケア、家族全体の育ちを見守る産後ケアに育てていきたいです。

 【 昭島市訪問型産後ケア事業の利用について 】

*詳しくは、昭島市のホームページを御覧ください。

*ケアを受けた後に申請しても、助成は受けられません。ケアを受ける前にあいぽっくに申請をする必要があります。

*めぶき助産院へ相談に来られるような、乳房トラブルの方、直母困難の方、育児の不安のある方、体の不調で育児が困難となっている方も申請出来ますので、是非、一度、あいぽっくやめぶき助産院へご相談下さい。(現段階では、必ずしも申請が通るとは限りませんが、申請することで、市民からの産後ケアのニーズや必要性を市に示すことができますので、是非、申請してみてください。)

*基本産後4ヶ月までの方が対象ではありますが、早産などで入院が長引いていた場合などへの対応は、今、検討中とのことです。


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